もうすぐ梅雨の季節到来。このシーズンの悩みといえば
- 髪がまとまらない
- 湿気のせいで髪が広がる
- クセやうねりが出てどうしようもない
このような問題があります。
ただでさえ憂鬱な雨の日、ヘアスタイルだけでもキープして、ごきげんに過ごしたい。そんなあなたの願いを叶えるために、今回は梅雨シーズンに見直したいヘアケアについてお伝えします。
▼そもそも梅雨どきの髪の毛はどういう状態?

雨で湿気を感じるときに髪が広がりクセが出てきてしまう原因は髪の水分バランスの乱れです。何気なくしているドライヤーやアイロン、ヘアカラーやパーマでダメージを受けた髪は水分を吸いやすい状態になっているので、湿気があると通常よりふくらんでしまうのです。
▼梅雨に髪がまとまらない原因

梅雨の時期になると髪がまとまりにくくなる主な原因は湿気の影響によるものですが、具体的にどんな髪が影響を受けやすいのかまとめましたので、チェックしてくださいね。
・ダメージヘア
ヘアカラーやパーマ、紫外線の影響によってダメージを受けた髪の毛はキューティクルがはがれ、内部の水分がうばわれます。そして、湿度が高くなると髪が水分を補おうとするため髪が広がったり、湿気を吸いすぎてぺたんこになったり、思うようなスタイリングができなくなります。
・くせ毛
生まれもった髪質も湿気の影響を受けやすく、髪がまとまりにくくなる原因になります。くせ毛はダメージを受けていない状態でも髪が乾燥しやすい特徴があるため、空気中の水分が髪の内部に入りすぎることで水分バランスが崩れ、おさまりが悪くなるのです。
▼梅雨のヘアケアを見直す5つのポイント

1.髪をしっかり保湿する
毎日ちゃんとトリートメントをしているのに、まとまらないときはうるおい不足かもしれません。ヘアカラーや熱によるダメージヘアの場合はキューティクルを整えることが重要です。シリコーンオイルが含まれたトリートメントで表面をコーティングすると、なめらかな髪に近づきます。パサつきが気になるときはヒアルロン酸やセラミドのような保湿成分を含むものが最適です。
それでも解決しないときはドライヤー前や仕上げにアウトバストリートメントを使ってください。軽いテクスチャーのオイルやクリームを選ぶと、髪に負担をかけずに保湿できます。ただし、髪全体に大量につけると髪がぺたんこになり思うようなスタイリングができないため、毛先に少しずつつけるのがポイントです。
2.ドライヤーのかけ方に工夫を
梅雨のシーズンはドライヤーのかけ方に工夫してみましょう。髪が広がってまとまらないときはブラシで髪を伸ばしながら乾かしましょう。このときに注意することは引っ張らないように気をつけること、上手に伸ばしながらブローします。
髪が湿気を吸いすぎてぺちゃんこになってしまうときはブラシを立ち上げるようにして乾かします。ブローの仕上げに冷風で根元を立ち上げるようにすると必要なところにボリュームの出るスタイリングができます。梅雨のシーズンは髪の状態を見ながらブローしてみてくださいね。
3.髪もしっかりUV対策
ついつい見落としがちなのが、髪の紫外線対策。サングラスが必要なくらいまぶしい梅雨の晴れ間、頭皮と髪に与えるダメージも相当のものです。あまり知られていませんが、髪も肌と同じように紫外線の影響を受けると乾燥します。そのままにしておくと、髪がパサついて広がる原因になります。
紫外線を浴びた髪にはノンシリコンシャンプーがぴったりです。ダメージヘアをリセットしたあとに、トリートメントを乗せると栄養分をギュッと閉じ込められます。そのあとにオイルを追加、しっとりまとまりやすい髪の毛に。紫外線からのダメージを受けにくい髪作りができることでしょう。
4.湿度を調整してパサつきオフ
湿気が気になる時期はエアコンや除湿機を使って適切に調整しましょう。部屋の湿気を取り除くことで、髪の広がりをおさえてまとまりやすくします。髪に最適な湿度は、一般的に50~60%の範囲とされています。この湿度を保つことで、髪の水分バランスが整い、乾燥やダメージを防ぐことができます。
一方で40%を下回ると、髪が乾燥しやすくなり、静電気が発生しやすくなります。切れ毛や枝毛が増える原因になりますので気をつけてくださいね。一方で湿度が60%を超えると皮脂の分泌が増え、頭皮にベタつきが生じて臭いやフケが出やすくなるためこまめな調整が必要です。
5.ヘアアレンジでお悩み解決
梅雨の時期はおもいきっていつもとちがう印象にしてみるのはいかがでしょう。髪をまとめることで湿気による広がりをおさえられます。特にアップスタイルは顔周りがすっきりし、より明るい印象を与えることができます。清潔感やおしゃれさを演出したいときにおすすめです。まとめるだけでいいので、忙しい朝でも簡単にできます。
ただ結ぶだけではボリュームがおさえきれないときは編み込みをしましょう。髪を束ねることでボリュームが調整できます。髪全体をまとめるのはもちろんのこと、ボリュームが気になるサイドだけ、サイドは巻き髪にして後頭部だけまとめるといったようにアレンジができます。髪の悩みを解決しながらおしゃれを楽しみたい人にぴったりです。
▼ナノバブルで梅雨に負けない髪づくり
毛穴より小さなナノバブルは皮脂やシャンプーのすすぎ残しに付着して髪をクリアにし、トリートメントの浸透をサポートします。水分を保持する能力も高く髪の内部に水分を浸透させることで乾燥を防ぎ、つややかで健康的な髪が実現します。毎日のヘアケアにナノバブルをプラスして梅雨でもへこたれないスタイリングを作りましょう。