冬はとくに乾燥する季節なのに、なぜか肌がテカリ気味。もしかしてオイリー肌なのかもしれないと悩んでいる人は意外に多くいらっしゃいます。乾燥肌の情報はあふれていますが、オイリー肌になると途端に少なくなり、どうしたらいいかわからないということもあるかもしれません。
そこで今回はオイリー肌の特徴やついついやってしまうNG習慣とテカリ解消スキンケアを紹介しますので最後までチェックしてみてくださいね。
▼オイリー肌の特徴

オイリー肌は、Tゾーンに油分が多く光沢が出やすい特徴があります。皮脂が過剰分泌すると毛穴が開きやすくなり、アクネ菌が増殖することによってニキビが生じます。顔がテカる上に肌表面がザラザラするというのも皮脂が原因です。また皮脂の分泌量が増えることによってメイクが崩れやすいという悩みが出やすい肌質です。
しかし、適切なスキンケアをおこなうことでオイリー肌にもメリットがあります。皮脂が豊富に分泌されることで肌の水分を保持しやすく、乾燥による小じわやたるみができにくいため年齢より若く見られるのはオイリー肌の特権です。これらのメリットを生かすためにも自分に合った方法でケアしてくださいね。
▼オイリー肌のそれダメ習慣ベスト3

オイリー肌にとっては常識だと思うことが実はベタつきを助長していることも。今すぐ控えるべき「それダメ習慣ベスト3」を紹介します。
1位.1日に何度も洗顔する
顔のベタつきをしっかり落としたいと思うあまり、ゴシゴシ洗っているかもしれませんが、これはNG習慣です。しっかり洗うことによって肌の乾燥を防ぐバリアゾーンまで洗い流してしまいます。肌は不足した水分を補おうとしてさらに皮脂を分泌するケースがあります。そして、さらにべたついてしまうのです。肌につっぱりを感じたら洗いすぎのサインなので気をつけましょう。
洗顔は基本的に朝と夜、お湯で洗い流すだけで大丈夫です。しっかり洗わないと不安に感じるときは目的に合わせて洗顔料を使いましょう。
2位.あぶらとり紙を使う
あぶらとり紙はベタつきを取るための必需品ですが、使うタイミングに気をつけましょう。頻繁に使用すると肌が乾燥したと感じ、さらに皮脂を分泌する原因になることがあります 。一時的にテカリを抑えることはできますが、根本的な解決にはならないためスキンケアを考える必要があります。
おすすめの使い方は鼻やおでこなど、テカリが気になる部分だけに使うことです。あとの部分はティッシュで軽くオフするだけでOKです。こすらないよう、ていねいにしてくださいね。
3位.化粧崩れしやすいからファンデは塗らない
ファンデーションを塗っても肌がベタついてすぐに崩れてしまうから、下地とフェイスパウダーだけにしている人も多いのではないでしょうか?
ファンデーションとフェイスパウダーのおもな違いは油分の含まれている量です。フェイスパウダーは油分を含まないため、化粧崩れしやすい傾向がありますが、パウダーファンデーションは油分が多く含まれているため落ちにくいという特性があります。
余分な皮脂を吸着し、テカリを抑えて化粧崩れしにくくするファンデーションを選べば美しく魅力的な肌に仕上がります。テカリが気になったらファンデーションも見直しも大切です。
▼オイリー肌必見・テカリ解消スキンケア5選

肌に合った化粧品を使っているはずなのに、あまり変化を感じないと思う人は、選び方や使い方を見直してみましょう。スキンケアを選ぶポイントと使うコツをお伝えしますので、参考にしてくださいね。
1.メイク落としはジェルタイプでしっかりオフ
帰宅するころにはメイクが崩れているからメイク落としは軽く済ませるだけでいいと思われがちです。しかし、下地にウォータープルーフタイプやSPF値の高い日焼け止めを使っている場合、完全に落ちることは考えにくいためしっかりクレンジングしましょう。洗い残しがあると汚れが蓄積し、毛穴を塞いでニキビの原因になることがあります。
目元はポイントメイク落としを使い、顔全体は油分の少ないジェルタイプのクレンジングを使用しましょう。ノンコメドジェニックと表示されているものを選ぶと、ニキビの原因であるコメドを発生しにくくするので、ニキビができやすい人に適しています。
洗い方のコツは、メイクとジェルをていねいになじませることです。メイクが浮き出てきたのを確認したらぬるま湯でしっかり洗い流します。
2.テカリオフの洗顔料で清潔に
一般的な洗顔料には汗や皮脂汚れを取り除く役割がありますが、とくに毛穴が気になる場合にはクレイ配合の洗顔料がおすすめです。クレイが毛穴の奥の汚れや、余分な油分を吸着し、肌を清潔に保って整えます。
毛穴の黒ずみや角栓によって肌がざらざらするときは、サリチル酸が含まれている洗顔料を試してください。必要以上に分泌された皮脂や古い角質を取り除いたり、毛穴のつまりを防いだりして、肌をなめらかにします。ただし、肌の状態によってはヒリヒリしていると感じることがあるため、影響を受けやすい肌の人は頻度や使用量を調整しましょう。
洗顔時には、洗顔料をしっかりと泡立てて、顔全体を包み込むように使いましょう。摩擦を避けるために、優しく手を動かして洗い流すことが大切です。
3.収れん化粧水でスッキリ感アップ
肌のテカリが気になるときは、収れん化粧水を選んでください。通常の化粧水には保湿成分が多く含まれ、オイリー肌には合わない場合があるからです。過剰な保湿は、皮脂の分泌を促し、テカリや毛穴が目立つなど快適な使用感を得られないこともあります。
収れん化粧水を購入するときは、ウィッチヘーゼルやハマメリスエキスなど収れん成分が含まれているものを選びましょう。毛穴を目立ちにくくなめらかに整えます。
つけ方のポイントはコットンを使うことです。化粧水を適量のせて、おでこ、目の上、鼻、頬、アゴ先となでるように塗ってください。そうすると、同じ部分を何度も擦ることなくまんべんなく塗ることができ、肌への摩擦を最小限にとどめられます。
4.乳液でサラッと保湿
オイリー肌は潤っているように感じますが、化粧水だけでは不十分です。肌のバリア機能を保つため油分でフタをすることは欠かせません。しかし、クリームを使用すると油分が多くベタつきが生じてしまいますので、肌なじみのいい乳液を使用するとよいでしょう。
オイルフリーと表示された製品は軽いテクスチャーで肌に過剰な油分を与えない特徴があります。ベタつきを抑えながらさっぱりとしたものを使いたいときやサラッと仕上げたいときに役立ちます。
洗顔後の清潔な肌に化粧水を塗ったあと、適量を手に取って、顔の中心から外に向かって塗りましょう。中指と薬指を使うと余分な力が入らないため、顔に負担がかかりません。
5.ナノバブルでらくらくテカリオフ
忙しくてスキンケアするヒマがない人は美容室や医療の分野でも注目されている、ナノバブル水を使ってみましょう。毛穴より小さく微細な泡が余分な皮脂に吸着し、テカリの元を洗い流します。
ナノバブル発生装置・ビューティアクアは水道管に直接つなげるタイプなので、シャワーもいつも通りの水圧です。さらに家中どこの蛇口をひねってもナノバブル水が使用できるため、洗面所、シャワー、場所を選ばず洗顔できるのでとってもラクチンです。
ナノバブル水を使って洗顔することで、より清潔感をキープできます。同時に適切なスキンケアを取り入れることによって、肌のキメが整い明るい印象を与えることでしょう。今回は、オイリー肌が気になる人のスキンケアについてご紹介しました。 毎日の習慣や基礎化粧品、洗顔時の水をナノバブル水に変えることが、サラッとした肌につながります。お手入れ方法を見直して理想の肌を手に入れてくださいね。